今日、お客様からサーバーのCPUクーラーが故障したので交換して欲しいという電話がありました。
ソケット形状はLGA775だそうです。
Dynatron社のK987が合います!良かった!すぐに交換に出かけました。

このCPUクーラーはソケット形状がLGA 775以外にも、 LGA 1156やLGA 1366にも合います。 背が少し高めなので2U以上のサーバーやコンピューターに設置可能です。ソケット形状はいろいろあって、CPUクーラーを選ぶときはいつも慎重に適合するか確認しています。購入してから違ってたことに気づいても遅いですもんね…

 

 

 

私たちが到着し、サーバーのCPUの温度を測ったら62℃から85℃!こんな高温ですとCPUまでが壊れてしまいます!
交換作業を早速開始しました。
サーバーを落とし、古いCPUクーラーを外そうとしたら、プッシュピンが壊れてありませんでした。グラグラの状態でCPUに乗っかっていたんですね。
今回取り替えるDynatron社のCPUクーラーはネジで留めるタイプなので、しっかりと固定でき、このようにプッシュピンが壊れて不安定になることはありません。これで高温になりやすいCPUを熱から守ってくれるはずです。

 

 

Dynatron社K987の 取り付けは本当に簡単です。
まず始めに、マザーボードの裏にバックプレートを取り付けます。
次にマザーボードの表側にCPUクーラーをネジで固定します。バックプレートのネジ穴に合わせ、ネジ4本をドライバーで固定するだけ。不器用な私でも取り付けられました!
CPUクーラーにははじめからグリスが付いているので、そのまま利用できます。

 

サーバーをラックに取り付け、起動させました。CPUの温度を測ってみると…
しっかり下がってます!取替え前との差は歴然です。

 

CPUの温度は約40℃に保たれています。こんな小さな部品でここまで温度が下がるなんて驚きです。これから数年間はしっかりとCPUを冷やしてくれます。